ニフティーサーブとの通信機能
通信メニュー 目次
ニフティーサーブへ電話をかける
電話をきる
ブレーク信号の送信
テキストファイルの送信
ニフティーサーブ通信パラメータの設定
通信動作の設定
通信機能を利用するためには、別途配布の [Nifty専用通信コンポーネント] が
必要です
[Nifty専用通信コンポーネント]本体 MmTerm.dll を MMエディタ95と同じ
フォルダへ置いて[環境設定]->[日本語IMEとDLLの制御]で[通信のDLLを
使用する]を[ON]にしてMMエディタ95 を起動して下さい。
そうすると MMエディタ95 のメニュー に [通信] メニューが付加されて
通信機能を使用することができるようになります。
MMエディタ95 にはニフティーサーブとの通信を簡単に行うための次世代型の通信機能が
あります。(ニフティーサーブ専用ですので他のネットでは使用できません)
メールの送受信からはじまって、各会議室の巡回、会議室での発言等行いたい項目を
チェックして自動運転を開始するとログインからログアウトまでを自動で行います。
メール及びファイルのダウンロード、アップロードも自動運転で簡単に行うことができます。
また途中から自動運転を手動運転に切り替えて手動で通信を行う事も可能です。
手動運転中はMMエディタ95 の持つ検索機能やカーソル移動キーが使用できますので、容量無制
限の高速バックスクロール等が行なえます。手動運転中に入力したデータはニフティーサーブへの
送信データとなります。
自動運転で通信を行うとトータルの通信時間が手動運転に比べてずいぶんと短くなりますので、
できる限り自動運転で通信を行われたほうがお得です。
MMの通信機能は原則として自動運転で通信を行うように作られています。
手動運転は自動運転では行えない事を行いたい時に使用して下さい。
ログアウト(通信を終了)した時点で、設定したフォルダへログ(通信記録)を今日
の日付名のファイルとして保存できます。そのあとはログはテキストウインドウの一
ファイルとなりますので普通のテキストと同じように編集作業が行えます。
メール及びファイルのダウンロード、アップロードの機能もありますし、通信をおこなうために、
わざわざ他の通信ソフトを起動する必要もなくマクロを組む必要やむずかしい設定もなく
簡単にメールの送受信や会議室での発言等を含めた自動運転ができますので便利に使って
もらえるものと思います。
[注意事項] 必ず守ってください。
・モデム初期化コマンドでは必ずリザルトコードは[有り、数字で]に、コマンド入力
時のエコーは[なし]に設定して下さい。
・送信するメール、会議室での発言・コメントは必ず指定したフォルダへ置いて下さい。
送信した後は自動的に削除されます。
またこのフォルダには送信しないファイルは置かないで下さい。
会議室への発言は会議室への巡回時に行いますので発言のある会議室へは必ず巡回する
ように設定しておいて下さい。
・巡回する会議室へは必ず事前に入会されている必要があります。
入会されていない会議室への巡回はうまく行きません。
巡回する会議室でまだ入会していない場合は、事前に手動運転で入会手続きを行っておいて下さい。
・送信するメール、会議室での発言・コメントは必ず付属の書式見本に従って書いて下さい。
特に、1−2行目が書式どおり書かれていないと送信する事ができません。
サンプルファイル
・送信メール −−−−−−−−− MAIL.SMP
・会議室での発言 −−−−−−− KAIGIH.SMP
・会議室での発言へのコメント − KAIGIC.SMP
・メール及びファイルのダウンロード、アップロードは必ず自動運転で行ってください。
手動運転ではできません。
・通信中は表示のパフォーマンスが落ちますのでテキストウインドウ内にIMEのツール
バー等を置かないで下さい。また通信中は余分な横スクロールが起こらないように1行の
折り返し文字数は開いているウインドウの大きさ以上にしないで下さい。
・Pentium 90MHz のマシンで ROAD-5 28,800 BPS で文字落ちしないで正常に通信が出来る
事を確認しています。
・最近のモデムはコンピュータとモデムの間の通信速度を実際の通信速度に関係なく
大幅に速い速度に設定できるものがあります。なかには、115,000 BPS 以上に設定できる
ものもあるようです。
このように端末速度を速くした場合、こちらからの送信は問題ないのですがニフティー側が
受信データを取りこぼし正常なデータが送られてこず、いわゆる文字化けする事があります。
このようなときは、速く設定されている端末速度を遅くすると良くなります。
最低、実際の通信速度と同じ速度であれば問題はでないと思います。
当方の環境、Pentium 90MHz のマシンで ROAD-5 28,800 BPS で 端末速度 38,400 BPS までは
問題ありませんでしたが、それ以上端末速度を速くすると文字化けする事がありました。
(モデムはアイワ社のPV−EF2880(28,800 BPS)を使用)
ニフティーサーブへ電話をかける
新しいテキストウインドウを開いてニフティーサーブへ電話をかけて通信を開始します。
通信ウインドウは常に最大化されて開きます。他のウインドウが通信中で有れば通信ウ
インドウを開く事は出来ません。また[通信終了時、ログを今日の日付ファイル名で保存]が
[ON] の場合は今日の日付のログファイルが開いていると閉じないと通信出来ません。
その旨のメッセージが出ます。
電話がつながると、後は設定した内容に沿って自動運転を開始します。
通信終了時にログを保存する設定なら今日の日付で自動的に保存されます。
ファイル名は例えば今日が 96年10月30日の場合 --> 961030.LOG となります。
今日の日付のファイルがすでにある場合はそのファイルに連結します。
電話をきる
電話がかかる前に電話をかけるのをやめる場合。または通信途中に強制的に回線を切り
たい場合に使用して下さい。
手動運転中に通信を終了したい場合は、OFF または BYE と入力されますと通信作業を
終了できます。(この方法が通信終了の正しいやり方です)
ブレーク信号の送信
ニフティーサーブへブレーク信号を送信します。
ブレーク信号というのはニフティーサーブから送られてくるデータに対して送信を
終了するように伝える信号です。
例えば会議室の未読発言を制限数なしで読んだ場合、ニフティーサーブからは未読発言
がなくなるまで続けてデータが送信されてきます。こういう場合に途中で未読発言を読
むのをやめたい場合にブレーク信号を送信すればいいのです。
データ受信中は、ESCキーを押す事によってもブレーク信号を送信します。
テキストファイルの送信
手動運転中にニフティーサーブへテキストファイルの内容を送信するときに使用します。
ファイル選択ダイアログが現れますので送信したいテキストファイルを選択して下さい。
ニフティーサーブ通信パラメータの設定
ニフティー固有の設定
ニフティーサーブとの通信を行うためのパラメータを設定します。
・接続ポート
回線を接続するポートを設定します。
・通信速度
通信速度(ボーレート)を設定します。
・電話回線の種類
電話回線の種類(ダイヤル、プッシュ)を設定します。
ニフティー固有の設定
ニフティーサーブとの通信を行うための固有の設定をします。
すべて半角文字を使って下さい。(全角文字は不可)
・モデム初期化コマンド
モデム初期化コマンド(ATコマンド)を設定します。
リザルトコード(モデムよりの応答)は必ず[有り、数字で]に設定して下さい。
コマンド入力時のエコーはなしに設定して下さい。
したがって ATQ0V0E0 ・・・・ と続きます。
Q0 −−− リザルトコード有り
V0 −−− リザルトコードは数字で
E0 −−− コマンド入力時のエコーなし
アイワ社のモデム PV−EF2880 (28,800 BPS)の場合
オムロン社のモデム MD24FB10V の場合
ATQ0V0E0X4\\J0\\V2%C1&P1\\N3 で使用しています。
ATコマンドに付いてはモデムのマニュアルに詳しい説明が載っていますのでご覧下さい。
・電話番号
ニフティーサーブの電話番号を設定します。
電話番号は3個登録しておくことができます。
現在選択されている電話番号へ電話をかけます。
番号途中のハイフォン(−)は入れても入れなくてもいいですが入れておいたほうがわ
かりやすいでしょう。
例:012-345-6789 か 0123456789
・アクセスポイント
アクセスするニフティーサーブのアクセスポイント(電話番号)により
ROAD−2、7以外・ROAD−2・ROAD−7のいずれかを選択して下さい。
これはROAD−2・ROAD−7の場合は他の場合(ROAD−3やROAD−4等)と
通信の手順が異なりますので、この設定が正確でないといづれの場合も正常に通信ができま
せんので正確に設定して下さい。
・メモ
アクセスするニフティーサーブの電話番号にメモを書くための欄です。
複数の電話番号を登録している場合、アクセスポイントや通信速度とかを書かれておくと
後でわかりやすいです。
例: 福岡 ROAD-5 28800BPS
・リトライ回数
電話がかからないときに最高何回(1−999回)かけるかを設定します。
電話がかからないときは1秒間待って次の電話をかけます。
・ユーザーID
ニフティーサーブのユーザーIDを設定します。
ユーザーIDは2個登録しておくことができます。
現在選択されているユーザーIDで通信をおこないます。
・パスワード
ニフティーサーブのパスワードを設定します。
パスワードは入力して設定した後は他人に解らないように *************** と表示されます。
・タイムアウト時間
自動運転中に、受信待ちの状態である一定時間データが送られてこないとタイムアウトエラーが
発生します。このタイムアウトになる時間を0秒から600秒の範囲で設定します。
ただし0秒に設定した場合はタイムアウトエラーを監視しません。
通常は、20秒くらいに設定されていればいいと思います。
通信動作の設定
基本的な歩き方
通常は[完全自動モードで終了まで]の自動モードでの実行をお勧めします。
[完全自動モードで終了まで]と[自動モード終了後手動モードへ]の
自動モードでの実行の場合は各々の処理を行うか行わないかの細かい設定を
後述の[自動モード時の動作設定]で行うことができます。
・基本的な歩き方
自動運転の方法を次のいずれかから選択します。
・完全自動モードで終了まで
未読メールの受信、メールの送信、フォーラム巡回前の処理
フォーラムの巡回、フォーラム巡回後の処理、ファイルのダウンロード
をすべて行った後に回線を切り、通信を終了します。
・自動モード終了後手動モードへ
未読メールの受信、メールの送信、フォーラム巡回前の処理
フォーラムの巡回、フォーラム巡回後の処理、ファイルのダウンロード
をすべて行った後に操作を手動モードへ切り換えます。
・メール送受信のみで終了する
未読メールの受信、メールの送信を行った後に回線を切り、通信を終了します。
・メール送信のみで終了する
メールの送信を行った後に回線を切り、通信を終了します。
・メール受信のみで終了する
未読メールの受信を行った後に回線を切り、通信を終了します。
・メール送受信後手動モードへ
未読メールの受信、メールの送信を行った後に操作を手動モードへ切り換えます。
・メール送信後手動モードへ
メールの送信を行った後に操作を手動モードへ切り換えます。
・メール受信後手動モードへ
未読メールの受信を行った後に操作を手動モードへ切り換えます。
・メールのダウンロードで終了
バイナリメールのダウンロードを行った後に回線を切り、通信を終了します。
通信プロトコルはニフティーサーブ専用のBPLを使用します。
・メールのアップロードで終了
バイナリメールのアップロードを行った後に回線を切り、通信を終了します。
通信プロトコルはニフティーサーブ専用のBPLを使用します。
・ファイルのダウンロードで終了
フォーラムライブラリ内のファイルのダウンロードを行った後に回線を切り、通信を終了します。
通信プロトコルはニフティーサーブ専用のBPLを使用します。
・ファイルのアップロードで終了
フォーラムライブラリ内のファイルのアップロードを行った後に回線を切り、通信を終了します。
通信プロトコルはニフティーサーブ専用のBPLを使用します。
・回線接続のみで手動モードへ
電話がかかったらすぐに操作を手動モードへ切り換えます。
・オンラインサインアップへ
オンラインサインアップの処理へ行きます。
オンラインサインアップとはニフティーサーブを利用するために、ニフティーサーブ
の利用者IDとパスワードを入手するための入会手続きを行うことです。
手続き終了後は自動的に回線を切断します。
・自動モード時の動作設定
[完全自動モードで終了まで]または[自動モード終了後手動モードへ]
での実行の場合の各々の処理を行うか行わないかの設定をします。
・メールの受信
未読メールの受信を[する]か[しない]かを設定します。
[しない]であれば未読メールがあっても読みません。
・メールの送信
メールの送信を[する]か[しない]かを設定します。
[しない]であれば送信するメールがあっても送信しません。
・巡回前の処理
フォーラム巡回前の処理を[する]か[しない]かを設定します。
[しない]であればフォーラム巡回前の処理がチェックされていても実行しません。
・フォーラム巡回
フォーラムの巡回を[する]か[しない]かを設定します。
[しない]であれば巡回するフォーラムがチェックされていても巡回しません。
・巡回後の処理
フォーラム巡回後の処理を[する]か[しない]かを設定します。
[しない]であればフォーラム巡回後の処理がチェックされていても実行しません。
・ファイルのダウンロード
ファイルのダウンロードを[しない]か[する]かを設定します。
[する]であり、ファイルのダウンロードをおこなうがチェックされていれば
指定のファイルをダウンロードします。
フォーラム巡回前の処理
・メールは読み出して削除する
[ON] であれば未読のメールを読みだした後、削除します。
・メールの題名がないときの題名
メール、会議室の発言の題名(SUB:の項目)を書き忘れていたときの題名を指定して下さい。
・拡張子 .BAK のメールは送信しない
[ON] であれば送信するメール、会議室の発言のファイルの拡張子が .BAK の場合
送信しません。
この機能は誤ってバックファイル(.BAK)を送信しないためにあります。
・ライブラリのリストを取得する
[ON] であれば指定したフォーラムのライブラリのリストを取得します。
フォーラムとライブラリ番号、何日前までの分を取得するかを指定して下さい。
入力できる最大は、9999日迄、参照できる最も古い日付は80年1月1日までです。
うるう年も正確に計算します。
一度に2個までのリストを取得出来ます。
・ライブラリリスト補足説明を取得する
[ON] であれば指定したフォーラムのライブラリのリストの補足説明を取得します。
フォーラムとライブラリ番号、取得したいファイルNo.を指定して下さい。
一度に2個までの補足説明を取得出来ます。
フォーラム巡回中の処理
・巡回会議室
巡回する会議室名と室No.を7個まで指定できます。
巡回する会議室はチェックボタンを [ON] にして下さい。
チェックボタンが [OFF] の会議室は巡回しません。
会議室への発言は会議室への巡回時に行いますので発言のある会議室へは必ず巡回する
ように設定しておいて下さい。
・読み出し発言数の制限
会議室での読み出し発言数の制限の有無を指定します。
制限有りとした場合は読み出し最大数(リミット値)を指定して下さい。
フォーラム巡回後の処理
・入会フォーラムの一覧を表示する
[ON] であれば現在入会しているフォーラムの一覧を表示します。
・終わる前には課金を表示する
[ON] であれば終わる前には現在の課金状況を表示します。
通信環境の設定
・通信終了時、ログを今日の日付ファイル名で保存
[ON] であれば通信終了時、ログを今日の日付ファイル名で保存します。
ファイル名は、例えば今日が 96年8月30日の場合 --> 960830.LOG となります。
今日の日付(同名)のファイルがすでにある場合はそのファイルに連結します。
・通信のログを保存するフォルダ
通信のログを保存するフォルダ名を指定して下さい。
必ずドライブ名を含むフルパスで指定して下さい。
例えばCドライブのルートにMMエディタ95 のフォルダMMが有り
その下のLOGと言うフォルダを指定するなら
C:\MM\LOG
となります。
指定するドライブにはディスクの空きエリアが充分にある事を確認して下さい。
・送信するメール、会議室発言を置くフォルダ
送信するメール、会議室発言を置くフォルダ名を指定して下さい。
必ずドライブ名を含むフルパスで指定して下さい。
例えばCドライブのルートにMMエディタ95 のフォルダMMが有り
その下のPOSTと言うフォルダを指定するなら
C:\MM\POST
となります。
このフォルダへは送信するファイル以外は置かないようにして下さい。
送信するファイルは、ファイル名ではなくファイルのフォーマットをチぇック
して判断していますので関係の無いファイルがたくさん有ると検索に無駄な時間を要します。
またファイルのフォーマットが合致したメール、会議室での発言テキストはすべて
送信しますので送信するファイル以外は置かないようにして下さい。
送信したメール、会議室での発言テキストは送信後削除します。
送信するメール、会議室での発言テキストの編集は別のフォルダでされてから出来
上がったファイルを送信フォルダへ入れるようにして下さい。そうすることにより
送信したテキストの控えが残り、編集中の *.BAK とかを間違って送るミスもなくなります。
この送信フォルダは手紙で言えば投函するポストのようなものと考えてもらうと
いいです。
・MM終了時、すべての通信環境を保存する
[ON] であればMM終了時、設定したすべての通信環境を保存します。
通常は次回へ今回の設定が引き継がれますので [ON] が良いと思います。
メールのダウン・アップロード設定
・メールのダウンロード
バイナリメールを通信プロトコルBPLでダウンロードします。\li510\fi-510
・ダウンロードするメールNo.
ダウンロードするメールNo.を指定して下さい。
・ファイル名をドライブ名を含むフルパスで指定して下さい
ダウンロードしたメールを保存するファイル名をドライブ名を含むフルパスで指定して下さい。
・メールのアップロード
バイナリメールを通信プロトコルBPLでアップロードします。\li510\fi-510
・ファイル名をドライブ名を含むフルパスで指定して下さい
アップロードするファイルのある場所をドライブ名を含むフルパスで指定して下さい。
・題名:
アップロードするメールの題名を指定して下さい。
・宛先:
アップロードするメールの宛先IDを指定して下さい。
ファイルのアップロード設定
・ファイルのアップロード
ファイルを通信プロトコルBPLでアップロードします。\li510\fi-510
・フォーラム
アップロードするファイルのあるフォーラムを指定して下さい。
・LIB
アップロードするファイルのあるフォーラムのライブラリ番号を指定して下さい。
・データ名
アップロードするファイルのデータ名称を指定して下さい。
・補足説明ファイル名をドライブ名を含むフルパスで指定
補足説明を記述したファイルのある場所をドライブ名を含むフルパスで指定して下さい。
・アップロードファイル名をドライブ名を含むフルパスで指定
アップロードするファイルのある場所をドライブ名を含むフルパスで指定して下さい。