試算表(貸借対照表 損益計算書)
年間の取引の仕訳入力より試算表(貸借対照表 損益計算書)が作成できます。
試算表の表示形式には「勘定式」と「報告式」があります。
AM会計では試算表は「勘定式」で、決算書は「報告式」で参照・印刷してます。
★貸借対照表はバランスシートといいます。
バランスシートのスタイルをみてください。下部の資本金、利益金が多ければ安定しますし、
欠損(赤字)が出たり利益が少なければ不安定となります。
負債をできるだけ少なくしておいたり、手持ちの商品や原材料などは、なるべく減らして身軽に
しておいた方が激動する景気に対処できます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ( 借方 ) 貸 借 対 照 表 ( 貸方 ) ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃【流動資産】 100〜199 ┃【負債の部】 400〜549 ┃
┃ ┃ ┃
┃ 現金、預金、商品、原材料┃ 借入金、未払い金 ┃
┃ 受取手形、売掛金 ┃ 支払手形、買掛金 ┃
┃ ┃ ┃
┠──────────────────╂──────────────────┨
┃【固定資産】 200〜299 ┃【資本の部】 550〜579 ┃
┃ ┃ ┃
┃ 建物、土地、備品 ┃ ┃
┃ 機械装置、車両運搬具 ┠──────────────────┨
┃ ┃【当期利益】 580〜599 ┃
┃ ┃ 利益 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
貸借勘定科目NO(100〜599)は、実態金額のある科目で 期末残高は翌年度の開始残高として
繰越されていきます。
※※▼ 当期未処理分利益(599)で利益金額の確認ができます。
★損益計算書のことをインカム・ステイツメントといいます。
[所得表]とか[利益表]でしょうか。営業の売上額と他の収益額を会社の営業活動のために発生
したすべての原価と、支払いをした給与などの経費に対応させた報告書です。
その結果が1年間の(純利益)(純損失)となるのです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ( 費用 ) 損 計 算 書 ( 収益 ) ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃【売上原価】 720〜739 ┃【売上高】 700〜719 ┃
┃ ┃ ┃
┃ 仕入高、製造原価 ┃ 売上高 ┃
┃ ┃ ┃
┠──────────────────┨ ┃
┃【販売費・一般管理費】 740〜799 ┃ ┃
┃ ┃ ┃
┃ 給与手当、事務消耗品 ┃ ┃
┃ 旅費交通費、水道光熱費 ┃ ┃
┠──────────────────┨ ┃
┃【営業外損失】 830〜979 ┠──────────────────┨
┃ 支払利息、資産売却損 ┃【営業外利益】 800〜829 ┃
┠──────────────────┨ ┃
┃【当期利益】 980〜999 ┃ 受取利息、資産売却益 ┃
┃ 利益 ┃ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
損益勘定科目NO(700〜999)は、実態金額のない科目で 会計期間内での累計で期末残高は
翌年度へは繰越されません。
※※▼ 当期未処理分利益(999)で利益金額の確認ができます。
★仕訳日記帳
取引の仕訳の内容が記入される帳簿。
仕訳内容の確認をします。(科目、期間範囲の指定)
★総勘定元帳
取引の仕訳の内容を科目別で記入される帳簿
科目別での仕訳内容、残高の確認をします。(期間範囲の指定)
★補助科目明細表
補助科目別の月間残高推移表(帳票、棒グラフ)、合計残高試算表
補助科目別の集計内容の確認をします。(期間範囲の指定)
★現金預金明細表
現金預金の月間残高推移表(帳票、棒グラフ)、合計残高試算表
現金預金科目別での集計内容の確認をします。(期間範囲の指定)
★仕訳
取引を貸方と借方に分けて記帳(入力)することをいいます。
★伝票
取引を記帳(入力)する用紙(形式)、書式。
★勘定科目
取引をすべて借方と貸方の勘定科目に分けるのが簿記です。
貸方は左側、借方は右側となります。
科目名NO( (100〜999) 内 310科目を設定可)を使用できます。
★補助科目
1つの勘定科目の詳細として補助科目NO(1〜999)を設定できます。
補助科目NOは全科目で (1500)までです。
★開始残高
科目開始残高は期末更新処理で前年度より繰越され設定されています
導入時では導入時での各科目開始残高(初期値)を設定します。
その他、いつでも変更可能ですが内容は管理者にまかされます。
★会計期間
事業所での1期分の会計期間範囲。
★期末更新
貸借科目(100〜599)の期末残高は繰越され翌年度開始残高となります
損益科目(700〜999)の期末残高は本年度のみの累計データで
翌年度開始残高は クリアーされます。
会計期間範囲、期NOは更新されます。
会計処理の手順
会計処理の手順
□□□ 基本的には
会計を行う会社名、会計期間を設定して、取引の伝票入力をおこなえば入力した伝票分の
仕訳日記帳や勘定元帳、その他の財務管理表の画面参照や印刷がいつでもおこなえます。
期末更新を行うことで翌年度データが作成され、会計処理を翌年度へ以降します。
科目NO、科目名、補助科目数、開始残高は必要に応じて変更してください
( 科目データは初期値サンプルが設定されています。)
メニュー「会社情報」の「科目コード一覧表」を印刷して参考としてください。
□□□
────────────────────────────────
■■ @まず、会計処理をおこなうエリア(事業所)No.01〜99の選択をおこないます。
────────────────────────────────
メニュー「ファイル」の「会計エリアの選択」を選択します。
初期起動時では NO.1エリアで会社名("**新規事業所**")が自動確保されます。
新規NO.エリアを選択した場合は会社名("**新規事業所**")でエリア確保されます。
※▼エリア名(会社名)と会計期間は変更してご使用下さい。
メニュー「会社情報」の「事業年度の登録」「会社情報の登録」でおこないます。
選択されているエリア名(会社名)は常時画面の最上のタイトル部で表示されています。
※▼以後、会計処理は選択されたエリア(会社、事業所)のデータでおこないます
────────────────────────────────
■■ A【会社情報】の登録/変更をおこないます。
────────────────────────────────
メニュー「会社情報」を選択します。
(科目NO、科目名、補助科目数、開始残高、会社名、会計期間)
※▼会社名、会計期間は必ず設定しなければいけません。
会社名(エリア名)は常時画面の左下で会計期間とともに表示されます。
勘定科目は初期値として標準的データが設定されています。
「科目コード一覧表」を印刷して科目変更、伝票入力の参考としてください。
※▼補助科目数の変更はまず予約数を設定して登録処理をして補助数を変更します。
その後で、科目名称、開始残高を設定し再登録処理します。
■ 会社情報メニュー
・1. 勘定科目の登録
・2. 事業年度の登録
・3. 会社情報の登録
・4. 科目コード一覧表
・5. 科目一覧表
・6. 補助科目一覧表
・7. 開始残高一覧表
※▼(!注意)事業年度は期間途中(仕訳データあり)では変更できません。
導入時で設定します。その後、期末更新で自動更新されます。
※▼(!注意)フリー勘定科目制です。科目NOも使用に応じてカスタマイズできますが、
科目の性格は初期値の科目名称でかわりません。
※※▼ (!注意)入力及び変更された【事業所データ】内容は登録処理をおこなわなければ保存されません。
★ 科目の初期値で開始残高があれば登録をおこないます。
(例1)資本金 1000万円で会社を設立した場合。(法人の場合のみ)
借方金額として (110)当座預金へ1000万円
貸方金額として (550)資本金 へ1000万円 を開始残高で設定。
(例2)会計をAM会計へ移行する場合。現行残高を各科目開始残高へ設定する
借方金額として (110)当座預金へ 700万円
(100)現金 へ 200万円
(115)普通預金へ 300万円
(140)受取手形へ 600万円
(203)機械装置へ 150万円
(204)車両運搬具へ 300万円
(725)仕入高 へ 4000万円
(741)給与手当 へ 300万円
(755)旅費交通費へ 120万円
(763)水道光熱費へ 50万円
貸方金額として (550)資本金 へ 1000万円
(400)支払手形へ 400万円
(700)売上高 へ 5000万円
(590)前期繰越利益 へ 200万円 前年度までの利益額
(598)前期未処理利益へ 120万円 今期の利益額
※▼ 開始始残高の設定は借方と貸方金額が当然に同額でなければなりません。
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■■ B【伝票データ】(収支の伝票仕訳データ)の入力をおこないます。
───────────────────────────────
メニュー「会計入力」を選択します。
■ 会計入力メニュー
・1. 振替伝票入力
・2. 現金出納帳入力
・3. 預金通帳入力
★振替伝票入力では入力する伝票種類を選択します。
1.振替伝票 振り替えで、借方や貸方の科目と金額を入力します。
2.出金伝票 現金の出金時専用で、貸方の科目と金額のみを入力します。
3.入金伝票 現金の入金時専用で、借方の科目と金額のみを入力します。
※▼ 現金の出金、入金を振替伝票で処理してもけっこうです。
入力項目数が多くなるだけのことです。
★伝票日付(年月日)
初期値として、現在登録されている仕訳伝票で最も大きい日付が表示されます
設定されている会計期間範囲の日付が有効とされます。
伝票日付を入力します。変更がなければ [RET]:を入力します。
★伝票NO(1〜9999)
初期値として、月別で最終入力伝票NO+1が表示されます。
伝票NOを入力します。変更がなければ [RET]:を入力します。
★仕訳データとして借方、貸方で科目NOや金額を、摘要を入力します。
1伝票で36仕訳まで複合入力が可能です。
登録後の伝票探索( 日付 伝票NO 伝票種類 科目NO 金額の範囲と摘要で探索 は伝票単位で
参照、削除、変更ができます。
伝票入力時では入力が簡単に効率良くおこなえるように特に配慮しました。
仕訳事例辞書、科目辞書、摘要辞書があります。
各辞書より参照選択取込、伝票登録での自動学習履歴機能があります。
各辞書の先頭表題は「学習履歴」で伝票入力したデータが履歴として自動設定されます。
登録処理では貸借金額のアンバランス等きびしいチェック機能があります。
自動仕訳がおこなわれます。
※▼ 金額入力時では [=]入力で相手貸借金額を複写表示できます。
また、貸借金額が 0円の場合は[RET]入力で相手貸借金額を複写表示できます。
※▼ 1伝票で 36仕訳まで複合入力が可能です。が、相手勘定がはっきりと
しません、正確な勘定元帳を得るためには単一仕訳入力を進めます。
※※▼ (!注意)入力及び変更された【伝票データ】は登録処理をおこなわなければ保存されません。
★仕訳例
科目数(MAX 310)は大規模の企業でも使用することを前提で設定しています。
初心者、経理が良く分からない、個人レベルでの経理等では科目名が
たくさんあってどれを使用してよいのかがわからないと思います。
当初は 現金(100)、預金(110〜119)、経費(740〜799)、売上高(700〜719)、
仕入高(725〜729)ていどの科目で仕訳処理に慣れていかれると良いでしょう。
下記は事例サンプルです
取引分や経費分を仕訳伝票として入力していきます。
このほか仕訳辞書で多くの事例が設定されています。参照や入力ができます
────(財務)──── (借方) (貸方)
現金引出し(預金より) 100 現金 115 普通預金
現金預入れ(預金へ) 115 普通預金 100 現金
預金振替(当座より預金) 115 普通預金 110 当座
新規借入れ 110 当座 410 短期借入金
────(費用)──── (借方) (貸方)
給与支払い 741 給与手当 100 現金
賞与支払い 742 賞与 115 普通預金
公共料金(電気、水道、ガス)763 水道光熱費 115 普通預金
公共料金(電話料) 756 通信費 115 普通預金
諸経費支払い 752 広告宣伝費 115 普通預金
753 交際費 115 普通預金
756 通信費 110 当座
760 消耗品費 100 現金
────(売上)──── (借方) (貸方)
売上(売掛金で) 141 売掛金 700 売上
売上(現金で) 100 現金 700 売上
売上金 回収(現金で) 100 現金 141 売掛金
売掛金 回収(預金へ振込で)110 当座 141 売掛金
売掛金 回収(受取手形で) 140 受取手形 141 売掛金
────(仕入)──── (借方) (貸方)
仕入 (買掛金で) 725 仕入高 405 買掛金
仕入 (現金で) 725 仕入高 100 現金
買掛金 支払(現金で) 405 買掛金 100 現金
買掛金 支払(預金より振込)405 買掛金 110 当座
買掛金 支払(支払手形で) 405 買掛金 400 支払手形
売掛 相殺 405 買掛金 141 売掛金
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■■ C仕訳日記帳や元帳、財務管理表の参照や印刷をおこないます。
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メニュー「帳票」を選択して、各一覧表を参照、印刷します。
■ 帳票メニュー
・1. 仕訳日記帳
・2. 日計表
・3. 貸借対照表
・4. 損益計算書
・5. 製造原価報告書
・6. 総勘定元帳
・7. 補助科目明細表
・8. 現金預金明細表
────────────────────────────────
■■ D決算処理、期末更新をおこないます。翌年度データが作成されます。
────────────────────────────────
メニュー「決算」を選択して、各一覧表を参照、印刷します。
■ 決算メニュー
・1. (決算書)・利益処分書と決算書印刷
・2. (決算書)・貸借対照表
・3. (決算書)・損益計算書
・4. (決算書)・販売費・一般管理費
・5. (決算書)・製造原価報告書
・6. ■ 期末データ更新
・7. □ 翌年度間残高調整
データ保存、管理の手順
『AMらくらく会計』Win95では管理できるデータエリアを (1〜99)個もっています。
1エリアでは1事業所の1年間分のデータが管理の対象となります。
1エリアのデータは、「選択」、「削除」、「保存(バックアップ)」、「読込(リカバリ)」の
機能があり、自由に任意エリア間の保存移動管理ができます。
★ユーザ側でディスク容量は余裕をもってご使用してください。
ちなみに1エリアで、100Kbyte(基本データ) + 128Kbyte(仕訳数1,000枚単位)です。
───────────────────────────────────
選択されているエリア(事業所)の1年間分のデータが管理の対象となります。
エリア別で管理データの「5.バックアップ」/「6.リカバリィ」ができます。
───────────────────────────────────
保存(バックアップ)/読み込み(リカバリィ)したフロッピーディスクを仲介としてエリア
単位でのエリア間でのコピー/移動をおこなうことができます。
エリア選択をおこなうことで第1期〜第2期、新規データ等へ移行できます。
選択したエリアのデータを削除できます。
現在エリアへ保存データを読み込めます。現在データは入れ替わります。
現在エリアのデータを保存できます。
メニューより「ファイル」を選択します。
■ ファイルメニュー
・1. 会計エリアの新規作成 新規エリアで「会計エリアの選択をおこなうのと同じです。
・2. 会計エリアの選択 エリア(1〜99)より選択します。現在エリアとなります。
・3. 会計エリアの削除 現在エリア以外でエリア(1〜99)を削除できます。
・4. 会計処理をすべて閉じる 現在エリアのデータを保存します。
・5. 会計データのバックアップ 現在エリアのデータを保存します。
・6. 会計データのリカバリィ 保存されていたデータを現在エリアへ読込みます。
・7. 会計データのパスワード登録 パスワードの変更登録をします。
(注意)1枚のフロッピーでは同じファイル名のデータは処理されたデータ1期分が保存されることになります。
前のデータは上書きされる。
保存、読み込みをおこなうことでエリア(1〜99)のデータを移動、複写が可能となります。
エリア(1〜99)をうまく利用してデータ管理をしてください。
※▼保存(バックアップ)したデータはエリア別の1年間分のデータとしてファイル名を
付けて保管しておきます。ハードディスクのクラッシュ時や、保存データの参照で
読み込み(リカバリ)をおこない利用します。
※▼保存(バックアップ)はこまめにおこないましょう。
( ●☆● データがすべてです。●☆● )
期末更新、翌年度間残高調整の手順
・期末更新の手順
・翌年度間残高調整の手順
期末データ更新で翌年度用のデータを作成更新します。
翌年度間残高調整で「期末データ更新」後での翌年度データ間との期末・期首開始残高の調整をおこないます。
─────────
□期末データ更新
─────────
現在エリアのデータは前年度データとして更新処理されます。
別途空きエリアで翌年度用データが新規作成されます。
メニューより「決算」を選択します。
■ 決算メニュー
・■ 期末データ更新
※▼(!注意)期末更新後の現在エリアは翌年度用データのエリアとなります。
現在エリアには翌年度データがのこります。
──────────────
年次更新繰越の仕訳処理方法 科目名、科目NOは初期科目でのサンプル例です。
──────────────
..期末 590 前期繰越利益を 990 前期繰越利益に振替え仕訳します。
(借方) (貸方) (摘要)
(590)前期繰越利益 (990)前期繰越利益 期末で振替える
..年次更新処理をおこないます。 ※▼(!注意)自動振替えられます。
※▼(599)当期未処理分利益は (598)前期未処理分利益 に自動振替えられます。
..期首 (598)前期未処理分利益 の利益処分(法人の場合)仕訳をおこないます。
振替え仕訳で (590)前期繰越利益 にのみ残高を残します。
(借方) (貸方) (摘要)
(598)前期未処理分利益 (422)未払役員賞与 利益処分 例
(598)前期未処理分利益 (451)未払人件費
(598)前期未処理分利益 (590)前期繰越利益 期首で振替える
───────────
★ 処理例
───────────
エリア(1〜99)の1番エリアで第1期目データを処理中とします。
第1期の処理中で「期末データ更新」をおこないます。
第1期データが期末更新済みとなります。
翌年度用データ(第2期目データが空エリアの2番で)が作成されます。
現在エリアは第2期目データでエリアの2番へ移行します。
これで エリアの1番で 第1期のデータ
エリアの2番で 第2期のデータとなります。
第2期目のデータ処理はそのまま継続できます。
期末更新は終了。
エリア選択をおこなうことで第2期、第1期、新規データ等へ移行できます。
安全のため、データは定期的にフロッピーへバックアップ(保存)しましょう。
───────────
□翌年度間残高調整
───────────
期末更新済の前年度データの未処理分追加、修正等をおこなった場合はその繰越残高と
翌年度データの開始残高で残高調整が必要となります。
現在エリアのデータは前年度データとします。
対象となる翌年度データはエリア(1〜99)内に存在していなければいけません。
翌年度間残高調整は何回おこなってもかまいません。
※▼事業所名称、会計期間、決算期が次年度の翌年度データがエリア内より自動サーチされます。
メニューより「決算」を選択します。
■ 決算メニュー
・□ 翌年度間残高調整
繰越残高を翌年度データの開始残高へ残高調整します。
※▼処理完了時は現在エリアは前年度データとなっています。
エリアを翌年度データへ移行して会計処理を続けてください。
※▼(!注意)翌年度データの開始残高は前年度データの期末更新した繰越残高と同じとなります。
───────────
★ 処理例
───────────
データはエリアの1番で、第1期のデータ
エリアの2番で、第2期のデータとします。
エリア選択をおこないます。エリアの1番で第1期へ移行します。
「翌年度間残高調整」をおこないます。
第1期目から第2期目データへ開始残高調整します
翌年度間残高調整は 何回でもおこなえます。
その都度で、対象期目から翌年度期目データへ開始残高調整されます。
現在エリアはエリアの1番で 第1期のデータです。
エリア選択で第2期目のデータを選択で、処理を継続してください。
翌年度間残高調整は終了。
ツールバー、フォント、その他
・計2本のツールバーがあります。
表示位置やサイズ、表示するメニューボタン項目を編集、カスタマイズできます。
バー設定 ツールバーの表示設定
ツールバー ツールバーの編集
・使用するフォントを選択できます。
フォント 表示フォントを選択
・その他、各参照ウインドウは個別にバックカラー指定可です。
各ウインドウの右上部のカラーボタンで「カラーダイアログ」が起動します。
好みのカラーへカスタマイズしてください。初期値は薄い緑色となってます。
動作環境について
『AMらくらく会計』Win95 は、Windows 95/NT が立ち上がる環境であれば少ないメモリ実装でも
問題なく動作します。また特定のドライバ等に依存しないように作成されて
いますので、どのマシンでも動作するものと思います。
このフォルダには必ずハードディスクを指定して下さい。RAMディスクや
フロッピーディスクの使用はウインドウズでは危険ですので指定しないで下さい。
・動作OS Windows 95 または Windows NT Ver4.0以降
(Windows3.1)では動作しません。
・パーソナルコンピュータ Windows 95 が稼動する パーソナルコンピュータ
・メモリ 本体メモリ8MB以上
・ハードディスク 必須空き容量最低3MB以上
トラブルとその対策について
トラブルとその対策について
■ 1..会計データが壊れた、削除されたなどのトラブル
会計処理のデータは年間投して継続して読み書きされます。
プログラムは万全を尽くしてますが、ディスクのクラッシュや、Win環境の状態、
また他アプリケーションの影響など、データが絶対壊れない保証はありません。
なお、これはWin環境のすべてのアプリケーション共通のことです。
安全のため、データは定期的にフロッピなどへ「会計データのバックアップ」(保存)をしましょう。
会計はゲームではありません、実務ですから、必ずバックアップ処理を伴う方法でお使い下さい。
※▼保存(バックアップ)したデータはエリア別の1年間分のデータとしてファイル名を付けて保管しておきます。
ハードディスクのクラッシュ時や、保存データの参照で読み込み(リカバリ)をおこない利用します。
※▼保存(バックアップ)はこまめにおこないましょう。
( ●☆● データがすべてです。●☆● )
■ 2..「会計データのバックアップ」「会計データのリカバリィ」を実行したが
データが保存や読み込みをしない。
「バックアップ」や「リカバリィ」では LHA.EXE を使い圧縮して保存します。
LHA.EXE は必ず、同じディレクトリィへ配置して下さい。
※▼ (ご注意!)なお、現バージョンでは 「バックアップ」で LHA.EXE を使用してる関係で、
プログラムの格納ディレクトリィのフォルダ名は 95用のロングファイル名やスペース
を含んだものは使えません。
例 C:\Program File\Zimw などでは 「エラー」となり、「バックアップ」や「リカバリィ」できません。
インストール、アンインストール
■■ #ZIMW_PG12 インストール、アンインストール
配布ファイルは圧縮されていますので、 LHA.EXEなど を使って解凍展開して下さい。
解凍展開後のはじめての起動時で自動インストールが行われます。
アンインストールではインストールした解凍展開ファイルの全削除と
AM会計関連のレジストリデータ・ショートカットの全消去をおこないます。
■インストール
====================================
●)ハードディスクへの組込み手順
====================================
配布ファイルは圧縮されていますので、 LHA.EXEなど を使って解凍展開して下さい。
C:\>LHA X ZIMW101.LZH
展開すると下記の「含まれるファイル」のファイルが解凍されます。
ファイルのうち (1)から(11)までは同じフォルダにある必要があります。
「『AMらくらく会計』Win95」専用のフォルダを作ってそこにすべての
ファイルを入れて使用されることをお薦めします。
解凍展開後、エクスプローラから ZIMW.EXE をダブルクリックして起動します。
初めての起動の場合はセットアッププログラムが自動起動されます。
セットアッププログラムでは「使用許諾契約」への全て「同意する」かの確認があります。
もしも、「同意しない」を選択した場合は中止で「『AMらくらく会計』Win95」は起動できません。
また、ショートカットやスタートメニューへの設定ができます。
セットアッププログラムの画面の指示に従って進んで下さい。「完了」でインストールが終了します。
『AMらくらく会計』Win95 を起動したらまずヘルプを通して読んで下さい。
////////////////////////////
※▼... 《会計データのバックアップ、会計データのリカバリィ》のデータの保存/読込では
LHA.EXE を使用します。パス上で配置しておいてください。
できれば、同じディレクトリィに置いて AM会計より起動可能として下さい。
※▼..(ご注意!) また、LHA.EXE を使用してますので、データの保存/読込先の
フォルダ・ファイル名は 95用のロングファイル名やスペースを含んだものは
使えません。
/////// インストール 解凍 (例) /////////////
★ 専用のディレクトリーを作成してその中で解凍しましょう。
... LHA.EXE と DOS窓モードを開いて、インストール 解凍 (例)です。
... コマンドプロンプトを変更してドライブとディレクトリィを表示させます。
例 C:>PROMPT $P$G
^^^^^^^^^^^^
C:\>
... 組込みたいディレクトリを作成してください。
例 C:\>MD \ZIMW
^^^^^^^^^^
... ZIMW101.LZH を組込みたいディレクトリにコピーしてください。
例 C:\>COPY ZIMW101.LZH \ZIMW
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
... 組込みたいディレクトリに移動します。
例 C:\>CD \ZIMW
^^^^^^^^
... LHAにて解凍してください。(LHAはパスの通った場所にあること)
すでに旧バーションが存在していても新バージョンのみが解凍されます。
C:\ZIMW>LHA X ZIMW101
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
... DOSから ZIMW を起動する。
C:\ZIMW>ZIMW
^^^^
... WINDOWSから、エクスプローラから ZIMW.EXE をクリックして起動する。
※▼ 配布の ZSetup.exe では、各種のショートカットやスタートメニュー
の作成・消去、レジストリデータの初期化、レジストリデータの
消去などを別途で随時におこなうことができます。
※▼... サンプルデータ の読込み手順
《会計データのリカバリィ》で配布サンプルデータ ZSMP.ZS1 を読込んで
みると、AM会計での仕訳けされたデータの帳票や印刷して参考となります。
■アンインストール
上記のインストール以後では
95のコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」で
「『AMらくらく会計』Win95」を選択して 追加と削除 で簡単に
AM会計をアンインストールできます。
アンインストールではインストールした解凍展開ファイルの全削除と
AM会計関連のレジストリデータ・ショートカットの全消去をおこないます。
■含まれるファイル
(1) README.TXT --------- 今読んでいるこのファイルです。
(2) ZIMW.EXE --------- 『AMらくらく会計』Win95 本体
(3) LICENSE.TXT --------- AM会計の使用許諾契約の内容
(4) ZSetup.exe --------- AM会計セットアッププログラム
ショートカット作成・消去、レジストリ初期化などを行うツールです。
(5) ZIMBAR.DLL --------- ツールバーを表示するためのDLL
ツールバーアイコンを表示するために必要なDLLです。
(6) ZIMTREE.DLL --------- 会計入力辞書ツリー表示するためのDLL
(7) ZIMW.HLP --------- AM会計のヘルプファイル
(8) ZIMW.INI --------- AM会計の定義ファイル
(9) KIDX.DAT --------- システムデータ1
(10) KMAS.DAT --------- システムデータ2
(11) LOOK.DAT--------- 会計入力辞書データ
(12) ZSMP.ZS1 --------- AM会計のサンプルデータファイル
AM会計/Win95 標準の「会計データのバックアップ」処理形式の保存ファイルです。
「会計データのリカバリィ」で読込んで参考として下さい。
サンプルデータ の読込み手順
..以上12個のファイルが揃っていることをご確認ください。